【住宅のリフォーム工事Q&A】
リフォーム工事に関する、よくある疑問・質問を掲載します。
■リフォーム工事の進め方
問い合わせから契約・工事完了までの流れは?お客様の暮らしに合わせて、同じ案件は一つもありません。それぞれのお客様に合った、ご提案・工事を行うために、契約前に、しっかりとお打合せを行います。ご要望をしっかりと反映させたうえで、工事金額を明確にし、お客様が安心してご注文頂けるよう下記の内容で進めさせていただいております。
- ご相談
お客様の、お悩み・ご希望などをお聞かせください。ご要望をしっかりとお伺いし、現地調査を行い、お打合せをさせていただきます。採用したい製品がある場合、設置可能かどうかの検証なども行います。 - プランのご提案
お客様にリフォームプランのご提案とお見積もりをご提出いたします。
リフォームの場合、既製品が使えない場合もあります。その場合はオーダーとなりますので 面材のサンプルなどをお持ちして、イメージをわかりやすくお伝えします。
リフォーム内容に応じてメーカーショールームへご案内させていただきます。
ご提案、お見積内容を元に、再度お打合せを行い、希望プラン・ご予算に合うものに仕上げていきます。少しでもご不明な点やご不安な事がある場合は何度でも丁寧にご説明させて頂きますのでご安心ください。その際に、大まかな工事の日程のお打合せも行います。 - ご契約
最終リフォームプラン及び工事金額をご確認いただき、ご納得して頂いてからのご契約となります。
ご契約いただく際、請負金額の一部を契約金としてご入金いただく場合があります。金額等お支払いの方法などについても、お打合せの上決定させていただきます。
請負契約締結後、材料の発注、業者さんの手配を行い、細かい工事スケジュールを調整いたします。工事項目が多く、多くの業者の手配が必要な工事においては、工事工程表を提示させていただきます。 - 工事着手
工事の品質はもちろん、お客様・近隣の皆様へご迷惑をお掛けすることがないよう、工事を進めていきます。着工前の近隣挨拶を行います。 - 工事中
お客様、職人と密な打合せを行い、現場管理を徹底いたします。
工事開始後でも、追加・変更などお気軽にご相談ください。
追加で費用が発生するような場合でも、契約時同様、内容、金額共に、ご納得頂いてからの工事となります。 - 工事完了・お引渡し・お支払い
工事完成後、お客様と確認を行い、器具の仕様説明などをさせていただきます。
メーカーごとの保証書・取扱説明書などもまとめてお渡しさせていただきます。
工事完了のご確認をいただき、工事代金のご入金をお願いします。 - アフターサービス
お引渡し後、生活を始めると、建物自体にも変化が起こります。
日々の生活の中で気になったことや、不具合など、小さなことでも、構いませんので、ご連絡下さい。迅速に対応させていただきます。
又、サービス向上ために、お客様アンケートを実施しており、ご協力をお願いしております。
■住まいの事を相談するにあたって・・・
リフォーム会社に相談したり見積もりを取ったりしたいのですが、その後にしつこく営業に来たりしませんか?
当社では、しつこい営業電話や突然訪問したりすることはありません。初めのご相談では、営業範囲内かの確認もありますので、お住まいの市区町村をご連絡いただければ十分です。
実際に見積を出すにあたり、現場にお伺いし、見せていただき、採寸などを行う必要がありますので、その場合は住所などの情報をお教えいただく必要がでてきます。個々の住まいの状況を実際に見て確認しなければ、正確な金額を出せず、良いご提案やプランが出来ないケースが多くありますので、その場合のご訪問はご了承ください。
■リフォームでどんなことができるの?
住宅の場合住みながらでも工事できますか?住みながらで大丈夫です。工事の内容にもよりますが、家具の移動などを行いながら、部屋ごと、1、2階に分けて工事することも可能です。ただし、水廻り等の工事では、数日間キッチンやお風呂が使えなかったと不便な面がでてきますので、考慮しておく必要はあります。お風呂が使えない日程など、事前にお知らせしますので、近所の銭湯に行っていただくなど、お客様にご協力いただいています。
建物の構造によってはできないリフォームがあります。建物には、建物の構造上必要な壁があり、取り払うことのできない壁があるとき、大きな開口を設けたりできない場合もあります。また、元々開口のなかった場所に開口を作る場合など、建物全体の構造を見ながら、補強を行ったりすることも必要です。
木造の建物の中にも、一般的な在来工法、2×4工法(輸入住宅、メーカー系住宅)などがあり、在来工法は、筋違という部材が壁に中に入っており、法的な規制を守れば筋違を移動させたりできます。それによってかなり自由に壁を移動させたりできますが、2×4工法は、壁で床や屋根・建物全体を支えているため、壁をなくしての間取りの変更や増築などには制限があります。
他に、プレハブ工法(メーカー系住宅など)は、メーカーにより材質や工法は色々ですが、一般に壁パネルを合わせた工法の為、開口部を設けたり壁を取り除いたりには制限があります。
鉄骨造は、在来工法でいう筋違と同じようなブレースが壁面に入っている為、壁を取り除いたりするには制限があります。
鉄筋コンクリート構造は、柱と梁以外は残し、その中での自由に間取り変更が可能です。ただし、面積が広い住宅で補強のコンクリート壁が設けられている場合、その壁は取り除くことができず、可能な範囲内で間取りの変更を行う必要があります。
工事にかかる日数は、リフォーム内容や建物の状況によって違ってくる為、一概には言えません。
目安をあげるとすると、一般的なトイレの改修工事で、便器交換、床・壁・天井のクロスなどの張り替えを行う場合1日、ユニットバスの交換は3日、システムキッチンの交換は4~5日、内装工事と水廻りの設備の交換などの全面改装で約1ヵ月、間取り変更も含む全面改装なら約2ヶ月位です。また、屋根や外壁・外構の外の工事は、天候などに左右される場合があるので、かかる日程は様々です。
大規模な工事の場合、工程表を作成し、大まかな工事の日程を決め、天候なども考慮し、その中で工事が終わるよう、調整していきます。
一戸建ての場合では、骨組だけを残しての全面改修は新築よりもやや短い位の工期が必要で、工程が複雑で職種が多いほど長くかかります。また、マンション、一戸建ていずれも解体してみて問題が見つかることもあり、補修などの為に予定よりも工期伸びることがありますが、問題が発見された時点で、再度お打合せをお願いしています。
■リフォーム・増築・新築・・・どれがイイ?
増築で家を広くしたいのですが、どこまでできる?増築する場合、まず、建築基準法上増築が可能かどうか、確認する必要があります。増築する部屋の使用目的はもちろん、外観や施工性も考慮する必要があります。増築部分を建物のどこに増やすのかにより、既存の屋根や、外壁に手を加える部分が増え、費用も掛かる場合があります。
法規的な制約、使い勝手、予算を十分に考慮して検討する必要があります。
全面改修で新築より工事費が高額になる場合建て替えをおすすめすることがあります。 しかし、建て替えとなると取り壊し費、2度の引越し費用や仮住まい費用、登記の費用など、建物の工事以外に資金が必要です。
予算に限りがある場合、急を要する場合はリフォームを、また、建物が敷地ぎりぎりに建っている場合など、建築基準法が建築当時と異なっていると規制を受けて建て替えると今より小さい家屋になるときもリフォームをおすすめします。
ただし、家というのは、安全第一です、かなり老朽化が進み、地盤や土台、柱に問題がある場合などは、建て替えをおすすめする場合もあります。この場合、結果的に補強などに費用がかかり、新築より高額になる場合があります。
■工事が始まったら・・・
近隣に対する騒音や解体音への対策は?お客様が長く住まわれる場所です。ご近隣への配慮はもちろんしなければなりません。 当社でもご近隣へのご挨拶をさせていただきます。お客様にも、事前に挨拶に行っていただいたり、ご同行いただいたりしています。
しかし、工事の際に出る音は作業内容に応じて大小ありますが、養生をしても、窓を閉めてもどうしても発生してしまいます。 挨拶の際に、音の発生する作業の時間についてご説明を行い、ご理解ご協力いただけるよう、勤めております。
ほこりのかかるところ、その部屋までの通路部分などには養生をします。 住みながらの工事の場合は、別の部屋にも移動できない大切な家具や細かなインテリアにはしっかりと養生を行い、工事終了後養生をとり、清掃させていただきます。
大規模な工事でゴミや廃材がたくさん出るとき、大型トラックでの搬送が必要な場合は、駐車場の隅などに一時保管させていただき、引き取りにお伺いします。保管場所がない場合、小工事で出るごみは、都度持ち帰ります。
住宅の工事での職人さんや業者さんの稼働時間は、大体朝8時から夕方6時ぐらいです。 弊社では、住宅街・マンションなどの工事では、朝9時開始夕方6時が終了時間の目安としています。 冬の外装・外構工事では、日が沈むのが早いので、夕方5時に終了する場合もあります。
騒音の出ない、壁紙の張り替え工事などで、お急ぎの工事の場合、夕方6時以降も作業をする場合もありますので、工期・工事内容により都度変わってきます。
休みの日ですが、基本的に日曜・祝日が休みですが、工期の関係・お客様の作業希望日などにより、日曜祝日も作業を行うことは可能です。